【Rank Tracker】検索順位が更新されない理由と解決方法

Rank Trackerで検索順位をチェックするときにたまに起こるトラブル。

そのような悩みに答えます。

＼この記事でわかること／

Rank Trackerで検索順位が更新されない理由

Rank Tracker（ランクトラッカー）には、検索エンジンへの負荷を防ぐためキャッシュを23時間保持する機能があり、デフォルトで有効になっています。

このキャッシュ保持機能は、検索順位チェックを途中で中断した、検索エンジンが応答しないなどの理由で検索順位がチェックできなかったといった場合に、残っているデータを更新せずに、完了していないタスクのみを再度実行し時間を短縮するのに役立ちます。

そのため、23時間以内に検索順位を複数回チェックすると、2回目以降は更新されていないキーワードのみが検索されます。

Rank Trackerで検索順位が更新されない人の特徴

したがって、「検索順位が更新されない」とお困りなのは次のような方に多いと思われます。

無料版Rank Trackerではタスクのスケジュール機能（決められた時間に自動的にタスクを実行する機能）を利用できません。
>> Rank Tracker 無料版と有料版の機能を比べてみる

手動で検索順位チェックを行う場合、気を付けていないと、ある日は15時にチェック、翌日は昼12時にチェック、その翌日は朝9時にチェック、ということが起こりえます。

そうなると、デフォルトで有効になっているキャッシュ保持機能が邪魔になるのです。

Rank Trackerで検索順位が更新されないときの解決方法

解決方法としては2つあります。

これらの作業は、Rank Trackerのメニューバーにある【環境設定】＞【その他のグローバル設定】から行えます。

①Rank Trackerのキャッシュをクリアする

下記は【その他のグローバル設定】の画面です。

下の方にある「キャッシュをクリア」をクリックすると、キャッシュがクリアされます。

設定画面を閉じ、もう一度検索順位チェックを行ってみてください。

今度はすべてのキーワードで検索順位チェックが実行されるはずです。

②Rank Trackerのキャッシュ保持機能を「無効」にする （非推奨）

一日に何度も検索順位をチェックしても意味がないため、基本的にキャッシュ保持機能は「無効」のままでよいと思います。

ただし、検索順位をチェックする時間が決まっておらず頻繁に検索順位のチェックに失敗する、毎回「キャッシュのクリア」をしているという方は、キャッシュを保持しない設定に変更することを検討してもよいかもしれません。

しかし、失敗したタスクのみ再実行することが難しくなるため、オススメはできません。

先ほどと同様、【環境設定】＞【その他のグローバル設定】の画面を開きます。

2つ目のボックス「確認結果をキャッシュ中」のチェックをはずし、「OK」をクリックします。

これで、Rank Trackerがキャッシュを保存しない設定に変更されました。

検索順位チェックを実行すると毎回最初のキーワードからチェックが開始されます。

キャッシュ保持機能を無効にする前に…

有料版Rank Trackerをお使いの方は、キャッシュ保持機能を「有効」にしておくことをおすすめします。

有料版Rank Trackerには、検索順位チェックの際のCAPTCHA画面を回避できる「セーフクエリモード」という機能がついているのですが、回避できる回数には月毎に上限があります。

1つのキーワードを1つの検索エンジンで順位チェックした場合に1回とカウントされますので、23時間以内にチェックしたキーワードも含めて毎回全てのキーワードのチェックを行っていると、セーフクエリモードの回数を使い切ってしまう可能性があります。

無料版Rank Trackerをお使いの方は、セーフクエリモードを利用できないため上限回数を気にする必要はありませんが、検索順位チェックが多ければ多いほどCAPTCHA画面の出現頻度も増えますのでご注意ください。