
✓ ワークスペースの表示件数が多すぎて、キーワードを探すのが面倒…
✓ 特定の条件で絞り込んだワークスペースを保存できないの?
そのような悩みに答えます。
\この記事でわかること/
✓ Rank Trackerのワークスペースでフィルタを適用する方法(絞り込み機能)
Rank Trackerのワークスペースにフィルタをかける方法
別の記事で自分好みのワークスペースを作成する方法をご紹介しましたが、今回はワークスペースにフィルタをかけて、さらに使いやすくする方法について解説します。
Rank Tracker(ランクトラッカー)のワークスペースでフィルタを適用するには、2通りの方法があります。
- クイック検索フィールドを使う方法(簡易検索)
- カスタムフィルタを使う方法(詳細検索)

1. クイック検索フィールドを使う方法
クイック検索フィールドは、1つの条件のみをフィルタとして適用したい場合に使用します。
基本的な使い方は、左側のメニューで使用するフィルタを設定し、右側のフィールド内に検索したい文字列や基準となる数値を入力するだけです。

デフォルトでは、『”任意の列”に〇〇を”含む”』というフィルタが設定されています。
(フィールドには「Quick Filter:含有」と薄い色で表示されています)
フィールド内に検索したい文字列を入力すると、任意の列にその文字列を含む行のみが抽出されます。
使用するフィルタを変更したい場合、左側の虫眼鏡のアイコンをクリックし、ドロップダウンメニューから種類を選択します。
覚えておいていただきたいのは、「クイック検索フィールドで設定できるフィルタは、そのワークスペースで表示されている列(項目)に関するもののみ」ということです。
ここでは、「”Google.co.jp Rank”が〇〇”以上”」に設定してみます。

※フィルタの条件設定の「以上」という語句は、実際には「より大きい(more than)」の意味で使用されています。基準となる数を含みませんのでご注意ください。
使用するフィルタを変更すると、クイック検索フィールド内の薄い文字も変わります。
フィールドに文字列を入力する前に、現在どのようなフィルタが設定されているのか確認できます。

フィルタを解除したい場合は、フィールド右端の[×]をクリックします。

クイック検索フィールドで設定したフィルタは、プロジェクトに保存されません。
2. カスタムフィルタを使う方法
カスタムフィルタは、下記のような場合の絞り込みに適しています。
- 複数の条件を組み合わせた、より複雑なフィルタを適用したい場合
- ワークスペース内に表示していない項目に関してフィルタを適用したい場合
- フィルタの設定を保存したい場合
クイック検索フィールドとは異なり、ワークスペースに表示していない列(項目)についてもフィルターを適用することが可能なので便利です。
それでは、実際にカスタムフィルタを使ってみましょう。
まず、ワークスペース右上の漏斗型のアイコンをクリックします。

カスタムフィルタの詳細画面が表示されますので、条件を設定します。
左上の「一致した結果の表示」のドロップダウンメニューから[すべて]/[任意]を選択してください。
これは、複数の検索条件を設定した場合に、条件を「全てみたす」ものを検索する(AND検索)か、条件のうち「いずれかをみたす」ものを検索する(OR検索)かを指定するためのものです。

次に、[+フィルターを追加]をクリックし、自分が検索したい条件を入力します。
複数の条件を組み合わせたい場合は、1つずつフィルターを追加してください。

例えば、以下のような絞り込みが可能です。
【例1】Google.co.jpで検索順位が上昇したキーワードを絞り込む
レポート画面の「キーワードの上・下移動」のうち、上昇したものを抽出できます。

【例2】Google.co.jpで検索順位が10位以内から転落したキーワードを絞り込む

※フィルタの条件設定の「以上」という語句は、実際には「より大きい(more than)」の意味で使用されています。基準となる数を含みませんのでご注意ください。
※ワークスペースの差異の欄で表示される「除外」「回避」は、フィルタではそれぞれ「圏外」「引きつづき圏外」という表現になっています。
条件を削除するには、各フィルタの右端にある[×]をクリックして個別に削除するか、[すべて消去]をクリックします。
全ての条件を設定したら、[OK]をクリックして完了です。

カスタムフィルタで設定した内容は、プロジェクトファイルに保存可能です(有料版のみ)。
忘れずにプロジェクトを保存しておきましょう。
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