✓ 無料版Rank Trackerのデメリットって何?
✓ 無料版のデメリットを回避する方法はないの?
このような疑問に答えます。
\この記事でわかること/
✓ 無料版Rank Trackerのメリット・デメリット
無料版Rank Trackerのデメリット
Rank Tracker(ランクトラッカー)には3つの料金プランがあり、無料で利用することもできます。
無料版Rank Trackerのメリットは、もちろん「お金がかからない」ということです。
しかし、無料で使える分一部の機能は制限されており、不便な部分(デメリット)もあります。
「無料で使えるなら、ある程度の不便は我慢できる」という方も一定数おられると思いますが、実際どのくらい不便なのか想像しにくいですよね。
今回は、管理人ほむらが感じた無料版Rank Trackerのデメリットをランキング形式でご紹介します。
このランキングは管理人ほむらの主観によるものです。
人によって感じ方は違うと思いますが、参考にしてみてね!
【番外】競合他社が2件しか表示されない
Rank Trackerには「競合他社の研究」という機能があります。
競合他社の研究では、自分のサイトやページとキーワードが近い競合他社、入力したキーワードで上位表示されている競合他社を探すことができます。
無料版Rank Trackerでは、この競合他社が2件しか表示されません。
とはいっても、ブログを始めたばかりという人はあまり関係ない話です。
最初はほとんどのサイトが自分のサイトより強いわけですし、目標が欲しければ、自分の狙っているキーワードで上位に表示されるサイトをとりあえずの目標に設定しましょう。
がっつり競合分析をするのは、検索上位に表示されるようになってからでいいと思います。
それに、競合サイトを探す方法は他にもあるので心配いりません。
ほとんど不都合を感じない!
最初のうちは、自分のサイトを育てることに専念しよう。
【第5位】データの出力が制限されている
Rank Trackerで取得したデータを他の人と共有したり、他のアプリに移動したり…
Rank Tracker外で利用したい場合もありますよね?
残念ながら、無料版Rank Trackerではデータの出力がかなり制限されています。
- データのエクスポートは最初の5件しかできない(CSVファイル形式)
- データをクリップボードにコピーできない
- レポートの保存や印刷ができない
エクスポートに関しては、「エクスポート→上から5件を削除」を繰り返すという手がないこともないですが、手間を考えるとあまり現実的ではありません。
また、クリップボードへのコピーができないので、Excelなどに貼り付けて保存することもできません。
検索順位履歴などのレポートの保存や印刷もできないので、無料版Rank Trackerで外部にデータを持ち出す(保存する)のはかなり難しいです。
これができれば「プロジェクトの保存ができない」というデメリットを解消できるのに…そうできないようにうまく制限されてます。
【第4位】タスクのスケジュール機能が使えない
※本来なら「プロジェクトの保存ができない」というデメリットに付随するものなのですが、有名な機能なので別にしました。
タスクのスケジュール機能とは、決まった時間に検索順位チェックなどのタスクを自動で実行してくれる機能のことです。
あると便利な機能ではあるのですが、自分でぽちっとクリックして開始すればいいだけなので、なくてもそれほど不便とは感じません。
複数のサイトを運営している、サイトの規模が大きい、検索順位だけでなくその他のタスクも定期的に行うという場合には、あった方が便利かもしれませんね。
失敗したタスクを自動で再実行する機能もついてちょっと便利だけど、絶対になくてはならない機能というわけではないかな…?
【第3位】Google Adsアカウントとの連携で2段階認証が必須
無料版Rank Trackerでは、検索ボリュームや競合性、クリック単価などのSEO/PPCデータを取得するために、Google Ads(Google広告)アカウントとの連携が必要です。
>>Rank TrackerとGoogle Adsアカウントとの連携方法
その際、Googleアカウントの2段階認証プロセスを必ず有効にしなければいけません。
2段階認証を有効にすると、当然ですがRank Tracker以外でGoogleアカウントに接続するときもスマホ操作が必要になります。
ブラウザのCookieを削除したあとのGoogleアカウントへの再ログイン、Googleアカウントを利用した他アプリへの登録にも「スマホ、スマホ」です。
「連携したあとに、2段階認証を無効に戻したらいいんじゃない?」と思いますよね?
実は、連携したあとにも数回Rank TrackerからGoogle Adsアカウントの認証を求められたことがあります(Googleアナリティクス/Googleサーチコンソールでは経験なし)。
Google Adsアカウントだけ定期的に認証が必要な仕様なのか、単なる不具合だったのかはわかりませんが、Rank Trackerを無料で使い続ける予定なら2段階認証は有効にしておいた方がよさそうです。
Googleアカウントは近いうちに2段階認証が必須になるという話もあるけど、2段階認証に慣れていない状態では少し面倒に感じるかも。
【第2位】セーフクエリモードが使えない
セーフクエリモードとは、検索順位チェックなどのタスクで大量のクエリを送信したときに表示されるCAPTCHA(「私はロボットではありません」画面)を回避するためのシステムです。
無料版Rank Trackerでは、このセーフクエリモードを利用できません。
一応CAPTCHAの出現頻度を減らすための推奨設定はあるのですが、その設定にしたところでCAPTCHAを完全に回避することは不可能です(登録キーワード数が極端に少ないなどの場合を除いて)。
>>無料版Rank TrackerでCAPTCHAの出現頻度を減らすための設定
セーフクエリモードが使えないとなると、タスクを実行している間はPCに張り付き、CAPTCHAが出現したときは対応しなければいけません。
しないと、それ以降のタスクに失敗します。
登録しているキーワードが少ないうちはいいですが、徐々にキーワードが増えてくると、拘束される時間も長くなり、画像をクリックする回数も多くなるので大変です。
タスク実行中に拘束されるのと、ずっと画像をポチポチするのは結構ストレスを感じるかも…
【第1位】プロジェクトの保存ができない
無料版Rank Trackerの一番のデメリットは、「プロジェクトを保存できない」ことです。
一言で「プロジェクトの保存ができない」と言っても、いろいろな不都合が生じます。
せっかく検索順位をチェックしたり、使えそうなキーワードを見つけたとしても、それを残しておけなければ意味がありませんよね。
また、毎回基本的な設定をやり直さなければいけないのも面倒です。
裏技:Rank Trackerを終了しない
「アプリを終了するとプロジェクトが消えてしまうなら、終了しなければいいじゃない!」
長くは続けられないと思いますが、ちょっと強引な裏技もあります。
PCを使わないときにも完全に電源を落とさず、スリープ(スタンバイ)状態でRank Trackerを立ち上げたままにしておくというものです。
Rank Trackerを立ち上げたままにしておけば、設定や登録したキーワードはそのままです。
したがって、サイト登録や検索エンジンの設定、検索キーワードの登録などを一からやり直す必要はありません。
ただし、パソコンの再起動やブレーカーが落ちるなどの予期せぬイベントでアプリが終了してしまう可能性もありますし、Rank Trackerのバージョンアップで定期的にアプリの再起動を促されます。
有料版ライセンスの購入を検討する間くらいなら、この裏技が使えるかもしれません。
まとめ:収益化を目指すなら、早めに有料版に切り替えたほうがいい
無料版Rank Trackerの使い心地がなんとなく想像できましたか?
Rank Trackerを使えば、効率よく検索順位を上げていくことができます。
最初から高い有料版を導入するのが心配という方は、まずは無料版を試してみてください。
根本的な部分が制限されているものの、検索順位チェックやキーワード調査などのSEO対策としては、有料版に近い機能を試すことができます。
ブログでしっかり稼ぎたいと思っている方は、早めに有料版を導入することをおすすめします。
無料版Rank Trackerにかかる手間や時間をコンテンツの作成やSEO対策に回せば、より早くブログを収益化することができるはずです。
早ければ、導入から数か月で購入代金を回収できますよ。
遠くない将来への投資だと思って、一歩踏み出してみましょう。
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